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  マンモグラフィ(mammography)とは、X線撮影の一種で乳房専用の検査のことを指します。

-マンモグラフィにより観察できるもの-
  マンモグラフィでは腫瘤・石灰化・乳腺実質・皮膚・リンパ節の形状や濃度の違いを観察できます。他の検査に比べて特に石灰化の描出に優れています。

-検査時間について-
  撮影する方向と枚数によりますが、検査時間は約10~15分程度です。

-圧迫と痛みについて-
  マンモグラフィでは乳房内の組織の構造の違いが写真の濃度差となって表れます。被ばくを抑え、高画質な写真を撮影するためには適正な乳房の圧迫が欠かせません。少なくとも組織がピンと張られるまで乳房を圧迫する必要がありますが、痛みの感じ方には個人差があります。撮影を行う診療放射線技師が対応しますので、過大な苦痛を伴う場合には申し出てください。
  なぜ痛みを伴うほどの圧迫が必要かというと、乳房をうすく伸ばすことで撮影に必要な放射線の量を少なくすることができます。また、乳房がしっかりと引き伸ばされることで組織の重なりが少なくなり、より小さくて淡い病変が見つけやすくなります。

-年齢による変化-
  思春期以前は乳腺そのものがしこりのように触れることがありますが、乳がんの可能性は極めて低いのでマンモグラフィの適応にはなりません。
  思春期以降、乳腺組織は急激に肥大します。乳腺組織と脂肪がはっきりと分かれているのでマンモグラフィを撮影しても乳腺全体が均一な濃度となり、腫瘤の検出が難しいことが多いです。特に授乳期は乳腺組織量が最も多く、マンモグラフィによる腫瘤の検出は著しく難しいです。
  その後加齢とともに徐々に乳腺組織は委縮をはじめ脂肪に置き換わっていき、乳腺と脂肪が混在するようになります。置き換わる程度・速度は個人差が大きいですが、閉経を迎えると徐々に乳腺は委縮していき、線状の結合織のみが残ります。






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